友人が経営する芸能プロダクションの映画作品「蝉時雨」が新人監督映画祭にノミネート。映画「蝉時雨」は同プロダクション所属の俳優「桑原広行」が主演を務めた作品です。
新人監督映画祭について初めて知った方も多いと思います。
今回は「新人監督映画祭の解説」「蝉時雨の内容」「映画祭日程」についてお知らせします。
新人監督映画祭とは
新人監督映画祭とは、日本映画監督新人協会が立ち上げた映画祭。
日本映画監督新人協会の前身である日本映画監督新人会は、1945年(昭和20年)11月1日に東宝、松竹、大映から34名が参加して発足。後に昭和22年には250名に拡大し、所属企業も新東宝が参加して東宝、松竹、大映、新東宝の劇映画4社の新人監督と助監督を主体として構成された会となりました。
この中には黒澤明、市川崑、川島雄三、西河克己、家城巳代治さんたちの名前もあり、1949年(昭和24年)には日本映画監督新人協会として生まれ変わることになりました。
新人監督映画祭のコンセプトは「新たなる才能を世界へ」です。
クリエイターや観客双方の意識を高め、文化としての日本映画を盛り上げる事。そして、その文化を日本国内だけに留めず、広く海外にも売り出すという事を目的とし、その手段として新人監督映画祭を立ち上げました。
映画を見る楽しさ、作る楽しさを全国に、世界に伝え、新たな文化の発信源となる事。また、産業として世界のマーケットに通用する作品と人材を育てる事を目標としています。
新人監督映画祭は日本映画の将来を担う監督たちが世界に向けて発信する「開かれた映画祭」として、地域と共に継続事業として実施されているのです。
蝉時雨の作品内容
舞台本番まで2週間ちょっと。
喜劇の台本が上がらない「土田」のイライラは限界突破。とうとう土田は脚本家「西園」と喧嘩別れする。
そんなさなか、劇団「千葉」が「土田」が働くミックスパブでアルバイトすることに。「西園」の代わりに自分で台本を書く土田。なかなか台本を書く進めずにいた。
台本を上げられないジレンマが、劇団員「峰」と「土田」の衝突を招く。
それぞれの劇団員が思い描く漠然とした夢と現実と日常。ミックスパブでの人間模様。そして、向かえる舞台本番。
土田、千葉、峯はそれぞれに自分と向き合っていく。
作品情報
作品
蝉時雨
監督
若葉竜也
脚本
若葉竜也、薬丸翔
出演
桑原広行、伊藤竜巽、大友律、樋井明日香、大渡祐紀、安藤輪子、斎藤千昇、仙波賢人、新田秀人、小倉功
主演「桑原広行」とは?
長年の舞台経験を活かした発想力や表現力で作品に溶け込む演技力がある。
役に制限はなく、振り切れた役もこなす。バイプレイヤーの役柄が多いが、門真国際映画祭では、映画「蝉時雨」で最優秀主演男優賞を受賞した。
演じる事、人を楽しませる事に情熱を持ち生涯現役と決めている。
新人監督映画祭の開催日程

出展:https://ndff.net/
第五回新人監督映画祭
開催日程
2019年6月23日(日)~30日(日)
会場
秋葉原 UDX THEATER
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1
JR秋葉原駅徒歩2分、つくばエクスプレス秋葉原駅徒歩3分
主催
新人監督映画祭2019実行委員会
新人監督映画祭プロジェクト合同会社
ご案内
映画上映はコンペティション部門「短編」「中編」「長編」と部門が分かれます。練馬グランドガーデンの座長こと『ヒロ』の主演映画『蝉時雨』はコンペティション部門長編にノミネートされてます。今現在では詳しい上映スケジュールが公開されておりません。上映スケジュールは新人監督映画祭のホームページに公開される予定です。
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